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■ 越冬する蝶

-- リュウキュウアサギマダラ。卵やさなぎの姿ではなく、成虫のままで冬を越す蝶。虫は人間のように恒温動物ではないから、寒くなると動かなくなるというより動けなくなる。奄美では動けないほど冷える日はわずかだが、冬はやはり動くの大変なのだろう。こうして木の枝やツルにぶら下がり、ジーッと止まっている姿をよく見かける。この写真は1羽だが、「集団越冬」として新聞に紹介されるように多くの個体が群れを成すように集まって冬を越す特徴ももっている。奄美の冬の風物詩的存在。ちなみに、「渡り」をするのはアサギマダラ。別の蝶なので混同しないようにご注意を。


このページは、奄美の写真家「別府亮」の撮影日記的な奄美の記録→『奄美/365』の1ページです。
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