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奄美最高峰の湯湾岳。その宇検村側にある湯湾岳展望公園。宇検村の焼内湾を見晴らせる展望台があります。数台の駐車場とトイレ等があり、赤い鳥居の先には湯湾岳山頂へと続く登山ルートがあります。湯湾岳山頂は世界自然遺産の保全ゾーンとして立入禁止となっていますが、山頂手前の広場までは徒歩1時間ほどで行くことができます。この登山道は、世界自然遺産の準保全ゾーンとなるので少人数での利用やエコツアーガイドの帯同が推奨されています。詳しくは環境省の「湯湾岳の利用ルールについて」をご覧ください。
また駐車場から少し登ったところには展望台があり、湯湾岳周辺の照葉樹林に包まれるように360度を見晴らすことができます。普段は常緑である奄美大島中南部の山々は、3月から4月になると新緑に彩られ、モリモリと躍動感のある照葉樹の山肌を見せてくれます。夕景も見事。夕日は、春や秋に焼内湾を染め、冬場は焼内湾に向かって左側へ、夏場は右側に沈みます。穏やかな焼内湾の夕景を眺めていると、山々から響いてくる鳥の声。ただ、夕日の後はだんだん暗くなるので、遊歩道を歩く際はハブにお気をつけください。
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