山一面にソテツが並ぶ龍郷町の安木屋場(あんきゃば)集落。安木屋場には海沿いのトンネルを通って行けるが、そこから旧道に入って少し登ると、ソテツの斜面と向き合うことができる。ソテツは飢饉の時に島民を救った救荒植物である。実や幹からデンプンを採り、それを粥に混ぜて飢えをしのいだそうな。今では家庭で食べる機会はほとんど無いが、ナリ粥やナリ味噌といった郷土料理として味わうことができる。安木屋場の山一面に生えるソテツは、集落で増やしていったものだと聞く。飢饉への備えが、この山を生んだのでしょう。集落のまわりをソテツの山に囲まれた安木屋場。晴天の青、夕焼けのオレンジ、冬場の荒波などなど、ソテツと一緒にと東シナ海の変化も味わえます。

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