安心してください。泳げますよ。 2016/8/23


--日照り続きで少しは雨が欲しいところではありますが、台風10号の存在は微塵も感じられず、奄美の空は青々と晴れわたっております。北部の海を巡ってみると、北風の影響で北向きの海岸は荒れており、南向きの海岸は穏やかな今日この頃です。奄美大島の地形的に単純に考えると、北風の時は東シナ海側が波立ち、太平洋側が穏やかなのですが、一部例外もありまして、太平洋側でも真北に向いた土盛海岸などは北風が吹くと波立つのです。波立っているだろうなぁと土盛を訪ねてみると、ここ三日ほど連続で遊泳禁止となっているとのことでした。同じ太平洋側でも対照的に真南を向いているのが、用安・神ノ子・赤尾木東海岸・手広とつながる海岸です。夏場は南風が多いのでこれらの海岸は波立つことが多く、東海岸や手広海岸はサーフスポットでもあるくらいなのですが、台風10号のおかげで凪いだような静けさを誇っておりました。ばしゃ山村は用安にある海岸ですが、今日も海水浴客で大いに賑わっておりました。ちなみに土盛と用安の移動時間は車で15分ほどです。奄美大島北部は色んな方向の海岸があり、しかも移動にも苦労しません。波のある海岸では無理して泳がずに、静かな海岸へぜひ。楽しい海水浴も安全であればこそ!ですよね。

撮影地「土盛(ともり)・ばしゃ山村」


このページは、奄美の写真家「別府亮」の撮影日記的な奄美の記録→『奄美/365』の1ページです。
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