くすむ海に現れた浜 2016/5/7


--朝方までカミナリを轟かせて降っていた雨が上がり、ドンヨリとしていた空もいつしか晴れ渡り、気が付けば青空。そういえば、かくれ浜。今日明日は物凄く潮が引く潮位予報。色々あってギリギリになりましたが、干潮にちょっと遅れて到着できました。ちょうど人々が帰っていく中、かくれ浜へと渡ったので、ピークは過ぎていたのですが、サンガツサンチの前後に現れなかった浜が見事に出ていました。そう大きくはありませんが、そこそこ広い浜でしたよ。そうそう晴れの日のかくれ浜ですが、いつもと違ったことが一つ。海に入って歩き始めると何か違和感が。いつもならこんなに陽が射していれば海の色で深さ浅さがわかるのに、ルートがサッパリ見えません。しばらく歩くと足元が見えないことに気付きました。そう、海水がとても濁っていたのです。土砂降りの影響でしょうね。深いブルーも浅瀬のエメラルドもくすんでいました。これはこれで初めての出会いだなとは思ったのですが、やっぱり海の水は透き通っている方が落ち着きます。かくれ浜の辺りはとっても浅いので、寄せる波はキラキラと透明感たっぷりでしたが、周囲を取り囲む青い海は沈んでいる感じでした。明日は戻ってるといいな、透明感。

撮影地「喜瀬(きせ)」


このページは、奄美の写真家「別府亮」の撮影日記的な奄美の記録→『奄美/365』の1ページです。
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