ふて寝 2016/3/10


--テーチ木(シャリンバイ)の花が咲き始めています。テーチ木は染料がとれる木です。大島紬では、テーチ木で染めた糸を泥染めして、それを繰り返すことで深い黒を産み出しています。テーチ木染めの色はどんな色かと言いますと、そう、写真の花が付いている枝の色合いが近いです。赤いような茶色いような。幹を煮出して取る染料は、枝先にも染み出でているのですね。

--今日もだんだんと風が冷たくなっていきました。息子と散歩に出かけて帰ってくると、詳細を忘れたのですが、何かあって「もうお父さんと遊ばない」と怒った息子。「あら、そう」とその場を離れ、しばらくして様子を見に行くと、ソファーに横になって眠っていました。ちゃんと自分で毛布もかぶって。感心感心。こんなふて寝なら毎日でも大歓迎です。

撮影地「家と庭」


このページは、奄美の写真家「別府亮」の撮影日記的な奄美の記録→『奄美/365』の1ページです。
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