蒲生崎への所々 2016/3/6


--蒲生崎へ向かう道。県道から蒲生崎の駐車場まではクネクネと細い道。道の横は海なのだけれど、草木が茂っていて、視界が開けるのは所々。その所々の一つから、ふと白い船が見えた。ほんのりと染まった夕雲の方向に。すぐ車を止めてガードレールの上に立つと、覗き込んだ足元には砂浜も見えた。顔を上げると今井崎灯台も光っている。それはもうシャッターを切るしかない。そしてまた車を走らせる。そのうち船より向こうに自分が進み、最後あたりの所々からは振り返る形になった。奄美大島北部の島影を包み込むような曇り空。もちろんさっきの船も一緒だ。さあもうすぐ蒲生崎展望台にたどり着く。

撮影地「蒲生崎(がもうざき)」


このページは、奄美の写真家「別府亮」の撮影日記的な奄美の記録→『奄美/365』の1ページです。
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