住用の森のデイダラボッチ 2016/2/28


--奄美自然環境研究会の方が主催する自然観察会に参加してきました。同研究会の会長であり写真家の常田守さんに案内されて、住用の山奥にある巨木を目指しました。全然気軽じゃ無い道のりで、雨も降って大変でしたが、道と言われれば道のような道を2時間歩き、老若男女40名ほど皆無事に目的地へたどり着けました。そして歓声をあげておりました。妖艶なハマイヌビワの巨木だけでも壮観でしたが、その先にあったオキナワウラジロガシの巨木はさらに見事でした。でも一番何が凄いって、それは山奥でコレを見つけてくる常田さんですよ。あくなき探究心に敬服します。

--オキナワウラジロガシの巨木には皆さまざまな感想を抱いておりましたが、僕にはこの木、もののけ姫でシシ神様がデイダラボッチへと変身していく姿に見えてしょうがありませんでした。ふと突然、もののけ姫の映像が思い出され、シシ神様がぐにょーんと伸びていくシーンが浮かんできました。そうして、もののけ姫な思考になると、ハマイヌビワの巨木がタタリ神っぽく見えてくるのは、それはちょっと強引ですね。

撮影地「住用」


このページは、奄美の写真家「別府亮」の撮影日記的な奄美の記録→『奄美/365』の1ページです。
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