正月のハートロック 2016/1/2


--まだ暗い中、クワズイモの森をハートロックへ向かいながら、アダンの茂みを抜けて海へ出た瞬間、モワッとした風に包まれました。南風です。あ、あったかい。森の中を歩いている間も空気はヒンヤリしていたのですが、海辺は防寒着のファスナーを開くほど暖かい風が吹いていました。そして南風にあおられて波立つ海。昨日までとは対照的な姿。ハートロックの周りも波しぶきが弾け飛び、カメラやレンズや顔や体に潮水を受けながらの撮影となりました。長靴を履いてきて正解だったなぁとは思ったものの、長靴が滑って片足を海につっこんだり・・。まあ長靴のおかげで足先は濡れず、太ももだけが濡れただけで済みました。油断すると何もかも濡れてしまいそうな状況でしたので、レンズ交換は海に背を向けて、背中で波しぶきガードしながらカメラ内部が濡れるのを防ぎました。でも、撮影中にカメラボディやレンズ表面が塩水をかぶったので、帰宅してから濡れタオルでせっせと洗い拭きすることでした。おかげで新年早々、カメラもレンズもどことなくキレイになりましたよ。

撮影地「赤尾木東海岸」


このページは、奄美の写真家「別府亮」の撮影日記的な奄美の記録→『奄美/365』の1ページです。
※写真等すべての無断利用を禁止します。写真の貸出についてはメールにてお問い合わせください。
メインホームページ→