奄美/365
 隣の海は別世界 2011/1/15

--朝から強風である。激しい激しい冬の風。家の前も結構な風だったが、まんまるパンに行きながら東シナ海に出ると、海辺は相当な風だった。写真を撮ろうと車の外に出ると、立っているのもやっとな風の強さは台風のようだった。

--赤尾木集落は、東シナ海と太平洋が隣り合っていて、歩いて10分ほどで両大洋を行き来できる。北風に荒れまくっていた東シナ海だけど、村をはさんで隣の太平洋に出ると驚くほど静かだった。ほとんど凪に近い静けさ。ちょっとした陸が風を防ぎ、そこには穏やかな表情の海が広がっていた。そこらで北風が大暴れしているのが嘘のよう。沖の方では、避難した船が冬将軍が行き過ぎるのを待っている。

EOS 5D Mark II + EF100-400mm F4.5-5.6L ↓EF16-35mm F2.8L II

365

このページは、奄美の写真家「別府亮」の撮影日記的な奄美の記録→『奄美/365』の1ページです。
※写真等すべての無断利用を禁止します。写真の貸出についてはメールにてお問い合わせください。
メインホームページ→