■ 続々、雨の桜
2009/1/28
--まだ雨です。実は、100mmマクロを壊して以来、マクロレンズを持っていません。必要だから早く買えばいいのに、どのマクロレンズにするか迷ってるうちにタイミング逃してます。
--マクロ撮影はズームレンズに中間リング(EF12)をかませて楽しんでいましたが、最近、友人から使ってないマクロレンズを貸してもらいました。キャノン純正のEF50mmマクロです。前々から一度使ってみたかったレンズを、ちょうど桜の頃に借りられてグッドタイミング。超音波モーターじゃないのでジーコジーコと動作音は騒がしいし動作は遅いですが、写りはグッドです。悩ましいのは等倍ではなく1/2倍だということ。もっともっと寄りたい!のに寄れない・・ということが多々あります。マクロはやっぱ単体で等倍できる方がいいなと思います。EF50mmマクロはそろそろUSMで等倍にモデルチェンジしてもいいのに!って思ってる人はかなり多いはず。出そうでなかなか出ないレンズの一つですね。
--話がふくらみすぎましたが、前置きを踏まえつつ、そんな「もっと近寄りたい!」レンズで撮影しながら今日はふと裏技を思い出しました。カメラを始めた頃に雑誌で読んだ裏技。レンズを裏返して使うともの凄くマクロ撮影ができる、という記憶。あの頃はフィルム時代だったのでフィルムがもったいなくて試せませんでしたが、今やデジタル。記憶を頼りにさっそくトライしてみました。
--レンズをカメラから外して向きを反対にします。もちろん反対にするとマウントで接続できないので、上手い感じに枠に合わさるように手で支えてカメラとレンズをくっつけます。そうしてファインダーを覗いて花に近付いていくと・・、おお!寄れる寄れる。ピントは体前後、露出はマニュアルにしておそるおそるシャッターを切りました。
--こんな使い方はもちろんメーカー保証外だし、手がツルッと滑ってレンズを落とすキケンも大。ご試行は自己責任にて行って下さい。面白いけどオススメはしません。安全で健康的な接写は、等倍マクロレンズを買うのがベストです。ま、あくまで裏の技ってことで。
EOS 5D + EF50mm MACRO(リバース)