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■ 新婚旅行「窓枠の樹氷」 1/24

--日本に寒波が訪れる時よく「上空にマイナス40度の寒気が流れ込み・・」と聞くが、まさにその寒気の中を飛行機は飛んでいるんだと実感した。アラスカ付近からモニターは−45度を示し、カナダ上空に差しかかる時には表示は−60度にも。外はどんなにか寒かろうと思っていると、窓に付いていた水滴がいつの間にか氷になっていることに気が付いた。すかさずカメラを取り出して朝の光の中で窓枠の氷たちを撮影。出発直前に成田で買ったデジカメだったが、「カメラのキムラ」ではすぐ使えるようにと充電池が充電済みになっていた。本体同梱だけでなく単品の充電池も充電済シールが貼っていたので、すぐ使うことを想定しての配慮なんだろう。ありがたいことだ。おかげで行きの機内からデジカメで撮影することができた。

--眼下には雲が広がり、あいにく北米大陸の姿は見えなかったが、まぶしさを増す太陽の光がニューヨークの近付きを教えてくれた。フライトアテンダントのアナウンスによるとニューヨークの天気は雨。ん?雨、雪じゃないのか。出発前に「ニューヨークは暖冬らしいよ」と言っていた親戚の言葉が浮かんできた。本当にそうなら嬉しいなと思ってるうちに、飛行機は厚い雲をくぐり抜けて雨のJFK空港へと着陸していった。

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このページは、奄美の写真家「別府亮」の撮影日記的な奄美の記録→『奄美/365』の1ページです。
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