+
■ 「道の島交通」走る

-- 去年の島内バス問題で奄美全体を担うことになった岩崎バス。結局、奄美交通(本社:いわさきグループ)が撤退期限の直前になって撤退を急に撤回。奄美の市町村と一緒に代替バスの準備を薦めていた岩崎バスと瀬戸内タクシー(瀬戸内町担当)は、代替バスをそのまま始めざるをえず。現在、奄美には同じルートを競合して走る二つのバス会社が存在することとなった。ただでさえバスの維持は大変だというのに・・。こういう状況を招いた奄美交通を単純に避難するのは簡単だけど、結局そこで働いてるのは奄美の人だし、微妙で複雑な問題だ。ま、何より大切なのはバスを利用する人を増やすこと。i-modeで時刻表を確認できたり、手をあげればどこでも乗れるようにしたり、等々。バスに乗りたくなる工夫、しかも少ない投資でできるアイデアが色々と実現されていけばいいなと思う。大高の朝課外にあわせた運行を朝日や小宿地区でも始めてくれればどんなに助かるのに!と思っているのは私だけだろうか。通学時間にあわせた高校直行便。雨の日だけでもかなり嬉しい。さて、話はそれたが前述の岩崎バス。奄美交通の母体である岩崎グループと混同しやすいので先日会社の名前が変わった。長い間慣れ親しんだ「岩崎バス」から新しい社名は「道の島交通」に。道の島交通であれ奄美交通であれ、バスがちゃんとやっていける島になることを祈る。


このページは、奄美の写真家「別府亮」の撮影日記的な奄美の記録→『奄美/365』の1ページです。
※写真等すべての無断利用を禁止します。写真の貸出についてはメールにてお問い合わせください。
メインホームページ→