奄美あれこれ
 photo & text by RyoBeppu / www.amamicco.net

〇位置:北東から南西へ連なる日本列島。九州の端から台湾まで南西諸島が並び、その真ん中付近に奄美大島はあります。鹿児島から南へ380km。飛行機なら約1時間、船だと約11時間の鹿児島県の奄美大島です。

〇大きさ:周囲461Km、面積712平方Kmの奄美大島。北方領土を除くと、日本の島の中では沖縄本島そして佐渡島についで3番目に大きい島です。1,207平方kmの沖縄本島には130万を超える人が住んでいますが、沖縄本島の60%ほどの広さを持つ奄美大島の人口は7万以下。面積のほとんどが山で平地が少ない奄美大島は、山と海がとても近く、人が少ない島です。

〇サイズ感:奄美大島の面積は、シンガポールと同じくらいで、大阪府の半分くらい。東京23区よりは少し広く、東京都のほぼ1/3。人は少ないので、人口密度は東京都の1/50となります。

〇形:奄美の行政は、北から南へ「奄美市笠利・龍郷町・奄美市名瀬・奄美市住用・大和村・宇検村・瀬戸内町」の5市町村。北部は比較的なだらかな地形が広がりますが、中部以南は山が険しくなり平野はほとんどありません。日本の他の島々と比べてもとても複雑な形をしており、南部にはリアス式海岸も見られます。

〇気候:年間平均気温が20度を超す奄美大島は、亜熱帯性気候に属する暖かい島です。夏場は30度前後、冬場は10度前後の気温となります。夏場の陽射しは強いですが、最高気温が32度を超えることは稀です。たえず海洋を風が通りぬけていくので、最夏期はむしろ本州より気温は低いです。ただ、湿度は高く、湿気が暑さを感じさせます。冬は、もちろん暖かいのですが、常夏ではありません。冬場でも半袖になれる日がありますが、北風が吹き荒れる日はそれなりに寒いです。

〇海:透き通る海。海水温は年間平均24度。5月〜10月頃は27度前後で、11月から4月は22度前後です。島では夏の強い陽射しを避けて夕方泳ぐのが一般的ですが、もちろんシュノーケリングなどで海中が美しいのは光がよく届く真っ昼間です。ビーチに人は少ないし、太陽は眩しいし、砂は熱いし、ホント気持ちのいい海です。ただ夏の日焼けは酷いとヤケドになってしまうので、紫外線対策は必要です。

〇山:奄美は694mの湯湾岳を筆頭に、南西諸島の中では山が高い島です。島の85%以上が山なので平地が少なく、生活圏は目の前が海で背後が山というパターンが多いです。島には日本で最も危険なヘビ類と言われる『ハブ』が住むため、安易に森や茂みには入ることができません。だがハブは人々の生命を脅かす生物であると同時に、森の守神としても存在してきました。ハブがいるために安易に森へ立ち入れないことが、森を開発から守ったともよく言われます。でも実は人の手が全く入って無い原生林は2%しか残ってないそうです。戦後、日本の復興において線路の枕木などに奄美の照葉樹が使われたそうです。確かに幼い頃はハゲ山がそこら中にあった記憶がありますが、今はだいぶ回復して緑豊かな山に戻ってきています。

〇奄探:奄美大島探検マップでは、奄美の自然や観光スポットを写真に文章をおりまぜて紹介しています。旅人の旅の参考に、奄美ファンの心のよりどころに、島を離れて暮らしている島人に懐かしんでもらえれば幸いです。そして今、島に住む人々に島のことをもっと知ってもらえれば嬉しいです。

さあ奄美を旅しましょう!

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